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宅建士1年生が考える土地探し その2

建築条件付土地ってなに?制限ではなく、バランスの話

土地探しをしていると、「建築条件付土地」という言葉を目にすることがあります。

“自由がきかない土地なのでは?”
そんな印象を持たれる方も少なくありません。

ですが私たちが考える建築条件付土地は、
制限のある土地というよりも、
土地と建物のバランスを最初から整えやすくする仕組みです。


土地探しから始める方の苦労

一緒に土地を探していく中で、
土地探しからスタートされる方の大変さは何度も見てきました。

エリアを絞り、価格を確認し、
日当たりや周辺環境を見て、
北信であれば冬の雪の状況まで考える。

それでも「ここだ」と思える土地に出会うのは、簡単ではありません。

だからこそ、気に入った土地が見つかったときの喜びはとても大きいものです。


ただ、こんな場面もあります

家の性能を気に入ってくださり、話が具体的に進んでいた。

そんな中で、後から見つかった土地が想定よりも高く、
全体の予算が合わなくなってしまうことがあります。

その結果、

・土地を優先して、性能を少しあきらめるか
・性能を守るために、土地をあきらめるか

という、どちらも簡単ではない選択を迫られてしまう。

本来はどちらも大切にしたいはずなのに、
どちらかを削らなければならない状況になる。

これはご家族にとって、とても苦しい決断です。

だからこそ私たちは、
最初から土地と建物を一緒に計画することに意味があると考えています。


北信で大切なのは「雪」と「性能」

屋根形状はどうするか。
落雪の方向はどう考えるか。
雪置き場は確保できるか。
駐車スペースは冬も使いやすいか。

土地だけを見ていると気づきにくい部分も、
設計と同時に考えることで具体的になります。


■ 断熱・気密という“見えない安心”

冬の体感温度や光熱費は、性能で大きく変わります。

・高断熱・高気密の実績があるか
・気密測定を行っているか
・暖房計画まで含めて説明できるか

北信で暮らすなら、この視点は欠かせません。


「自由」と「合理性」は両立できる

建築条件付と聞くと、

「間取りが決まっているのでは?」と不安に感じる方もいます。

実際は会社ごとに考え方が大きく異なります。

完全自由設計が可能な場合もあれば、
仕様をある程度整理した規格型を中心にしている会社もあります。

私たちは、

・一から考える完全自由設計
・性能はそのままに、打合せ時間とコストを抑えた規格住宅

どちらも選択できます。

規格住宅といっても性能を落とすわけではありません。

あらかじめ仕様を整理することで、

・打合せの負担が減り
・価格が早い段階で見え
・追加費用の不安が少なくなる

という合理性を持たせています。

そのため、「土地を決めた後に想定外の金額になる」というリスクを抑えやすいのです。


建築条件付=縛られる、ではない

建築条件付土地は、

・計画的に整備されている
・予算の全体像が早く見える
・性能や設計の方向性を最初から確認できる

という、堅実な選択肢でもあります。

大切なのは、

条件があることではなく、
その会社と家づくりをしたいと思えるかどうか。

土地と建物を別々に考えるのではなく、
北信という地域性を踏まえて、暮らし全体で判断する。

それが、後悔しない土地選びにつながると、
宅建士1年目として感じています。

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